今回の記事では「機動戦士ガンダムW」の登場機体である
MG(マスターグレード)「ガンダムヘビーアームズEW」をレビューします!
気になる可動範囲や合わせ目についても確認しますので
組み立てる際の参考になさってください。
YouTubeにパチ組動画もアップしています。
初めての動画編集で見づらいかもしれませんがぜひご覧ください。
MGガンダムヘビーアームズEWの「EW」とは?
2012年1月発売。5機のガンダムの中では一番最後の発売です。
ガンダムヘビーアームズEWの「EW」は「Endless Waltz(エンドレスワルツ」の略です。
ガンダムWにでてくるMSはTV版や劇場版で外観は異なるが、設定上は同一機体などの
若干の分かりにくさがあります。
組立説明書のキット解説文章では
俗に”アーリータイプ”と呼ばれる5機のガンダムは、OVAシリーズを再構成した劇場版「Endless Waltz(エンドレスワルツ)」のパンフレットに掲載されていたカトキハジメ氏による描き下ろしイラストである。これは、映像作品には登場しないが”世界感的には存在するはず”の”パワーアップ前の機体”を想定して手がけられたものだ。″EW仕様”のラインを踏まえたそのイメージは、ディープなファンのみならず広く認知されていたが、その立体化は一部マニアックな商品にとどまっていた。そして2010年「月間ガンダムエース(角川書店)」及び「サンライズ」のタッグにより「ガンダムW」が再び動き出した。連載コミック「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光」に登場するMSのデザインに”アーリータイプ”の採用が決定。と同時に、そのMG化も同時に始動することとなったのだ。そしてコミック、MGともに絶大なる支持を獲得し、ガンダムエピオンのEW化などのサプライズを間にはさみつつ現在に至っている。”アーリータイプ”MG第6弾となるガンダムヘビーアームズは、文字通り、内蔵あるいは携行する各種武装の数々を細密なディティールで再現するとともに、アーミーナイフおよびシールドは新規にデザインされている。さらに左腕の仕込みビームサーベルの再現までもが可能になっており、より一層のプレイバリューを獲得している。また、基本仕様として設定に準じた内部構造を”XXXG-フレーム”として共通化するなど、現時点でのMGに相応しいスペックを備えているのである。
バンダイ「MGガンダムヘビーアームズEW」組立説明書より引用
とあります。
まぁTV版のver.ka位の認識でいいのではないでしょうか。
【ランナー一覧】…ABS多くない?
ランナーは合計14枚。まぁまぁ…スタンダード。
それよりもフレームのパーツがほぼABSなのが塗装派には優しくないですね。
ABS樹脂への塗装はプライマーを使用した方がベターです。
↑過去の記事でプライマーについて解説しているので参照ください。
【素組完成】スタイルよし!色分けよし!
角ばったボリュームのあるデザインでいかにもウェザリングが似合いそうです。
スタイルも特に気になるようなところも無く、今風にまとまっているのではないでしょうか。
ミサイルの弾頭なども別パーツ化されているので塗り分けは楽ですね。
恐らくハッチオープンした際の見栄えが良くなると思います。
【合わせ目】3か所ほど
・胸部側面
・ガトリング
・ドラムマガジン
ほとんど合わせの目立たない優秀なキットです。
・胸部側面
胸部オレンジのパーツで側面に合わせ目が出ます。
グレーの腹部は段落ちモールド化されているのにここはそのままです。
自分で段落ち処理を行った方がよいと思います。
ガトリングガン
ガトリングガン正面にも合わせ目が出ます。
ここは目立つのでしっかりと合わせめ消しをしたいところです。
ドラムマガジン
ドラムマガジンにも合わせ目が出ます。
簡単に消せる位置なのでしっかりここも処理しましょう。
【可動範囲】
肘は二重関節で可動域は十分確保してあります。
肩アーマーが上方向にあまり動かないので腕を上げるのは苦手なようです。
腰は左右の回転が30度ほどで前後にはほぼ動きません。
足の開脚は水平ぐらいまであがります。体操選手のような開脚も可能です。
上に蹴り上げるような動作もかなり足があがります。
脚部の可動が良好なので膝立ちも割と決まります。
まとめ
フレームにABS樹脂を多用している点を除けば
スタイル、色分け、可動ともに高いレベルでまとまった良キットだと思います。
今後は面だしやディティールアップを行い、全塗装してウェザリングで仕上げてみようと計画しています。
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